美容LIBRARYbyハリー

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鉄分補給で美しく健康に!鉄分の基礎知識と吸収率を上げる方法

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こんにちは。
美容LIBRARYbyハリーの
コラムを書いているハリーです。

今回の記事では、
多くの人の体に影響のあるミネラル分の、
鉄分について、詳しく解説していきます。

そもそも鉄分は、どんな影響があるのか、
詳しい解説も含めて役立つ情報になれば幸いです。

では、見ていきましょう。

鉄分とは?

鉄分は、赤血球のヘモグロビンや筋肉のミオグロビンなどの成分として、酸素を運ぶ役割を担っています。また、細胞のエネルギー代謝やDNAの合成にも必要不可欠な栄養素です。

鉄分の推奨摂取量

年齢や性別によって、
鉄分の推奨摂取量は異なります。
鉄分摂取の目安量を表にして、
見やすくまとめてみました。

年齢 性別
推奨摂取量(mg/日)
1~3歳 男女 7
4~6歳 男女 10
7~10歳 男女 10
11~14歳 男女 12
15~17歳 12
15~17歳 15
18~29歳 10
18~29歳 15
30~49歳 10
30~49歳 15
50~64歳 7.5
50~64歳 10
65歳以上 7
65歳以上 6

 

鉄分の不足による症状

鉄分が不足すると、貧血になることがあります。

貧血の症状としては、疲れやすさ、息切れ、めまい、
立ちくらみ、動悸、顔色の悪さなどがあります。

鉄分の吸収率

鉄分は、体内で吸収されにくい栄養素です。
鉄分の吸収率は、ヘム鉄が10~20%、
非ヘム鉄が2~5%程度とされています。

ヘム鉄と非ヘム鉄

ヘム鉄は、動物性食品に多く含まれる鉄です。

ヘム鉄は、タンパク質と結合した状態で存在するため、
体内で吸収されやすいという特徴があります。

非ヘム鉄は、植物性食品に多く含まれる鉄です。

非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べて吸収率が低いため、
吸収率を高める工夫が必要です。

鉄分の吸収率を上げる方法

鉄分の吸収率を上げるには、以下の方法があります。

  • ヘム鉄を多く含む食品を摂る
  • ビタミンCを一緒に摂る
  • 鉄分の吸収を阻害する食品を避ける

ヘム鉄を多く含む食品

ヘム鉄を多く含む食品としては、以下のようなものがあります。

  • 赤身の肉
  • レバー
  • 魚介類
  • 赤血球

ビタミンCを一緒に摂る

ビタミンCは、
非ヘム鉄の吸収を高める働きがあります。

ビタミンCを多く含む食品としては、
以下のようなものがあります。

鉄分の吸収を阻害する食品

※イメージ画像です。

鉄分の吸収を阻害する食品としては、以下のようなものがあります。

  • タンニンを含む食品(コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワインなど)
  • カルシウムを含む食品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
  • フィチン酸を含む食品(大豆製品、ナッツ類、種子類など)

貧血気味のひとは、特に寝る前と食後には、
上記の食べ物、飲み物は、控える方が良いでしょう。

まとめ

鉄分は、美容と健康に欠かせない栄養素です。

鉄分の不足は、貧血の原因となるため、
バランスの良い食事やサプリメントなどで、
適切な量を摂取するようにしましょう。

鉄分の吸収率を上げる工夫をすることで、
より効率的に鉄分を摂取することができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。